八幡社

知立市牛田町宮本14(平成21年11月22日)

東経137度4分18.59秒、北緯34度59分49.1秒に鎮座。

 この神社は衣浦豊田道路・牛田ICの東南東約900mに鎮座しています。一部に自然植生の名残をとどめている社叢は樹林が深く、アカガシ、ツクバネガシ、クロガネモチ、カクレミノ、イチイガシ、サカキなどが生育し、豊かな鎮守の杜を形成しています。
 入口に立つ鳥居を潜ると鬱蒼とした樹林の中に参道が造られており、境内入口の石段を上がると目の前が急にパッと開け、これまた背後に大きな木々を従えるように社殿が建立されています。入母屋造りの大きな拝殿の後ろには回廊と繋がった幣拝殿が有り、綺麗な白壁内の本殿が建立されています。広々とした境内隅には境内社や合社も祀られていました。
 今までの経験だと知立神社のような大神社の近くの神社は、たいていが極小さな神社が祀られていることが多かったのですが、知立ではそのような事は無く、この社だけでなく今回参拝した殆どの神社それぞれがかなりの規模の神社でした。
 嬉しい誤算でした。

 御祭神:誉田別尊
 祭礼日:新年祭・1月、祈年祭・3月、例大祭・10月、新嘗祭・12月
 境内社:祇園社、社口社、稲荷社、稲荷社、山ノ神社、山ノ神社、山ノ神社、清霊社
 由緒:鎌倉時代の建久年間(1190〜1199)源頼朝の目代(後の代官)猿波川の南方湯山に城を築き現在地に源氏の守護神である鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請して祀ったのが当社の起源といわれます。



社頭
入口の明神鳥居
参道の様子と境内入口
境内の様子
拝殿前、大正11年生まれの岡崎現代型狛犬
(大正11年(1922)10月建立)
拝殿
幣拝殿
幣拝殿目貫彫刻・虎と龍
幣拝殿内部の様子と本殿正面
本殿
境内社:清霊社
合社
(祇園社、社口社、稲荷社、稲荷社、山ノ神社、山ノ神社、山ノ神社)
合社の彫刻
合社内の各社
山ノ神社 稲荷社
社口社 山ノ神社
祇園社 山ノ神社
稲荷社
社殿前から境内を振り返る
御神木