八剱神社

安城市和泉町宮腰63(平成21年11月23日)

東経137度3分6.01秒、北緯34度55分12.22秒に鎮座。

 この神社は桜井駅の西約4kmに鎮座しています。明るく綺麗に整備された神社で、各参道の入口や拝殿前を、それぞれ狛犬が護っています。鎮守の杜や御神木も大きく育ち、この社の歴史を感じさせます。
 表参道の鳥居を潜ると石段があり、大きく広い境内中央奥に、拝殿、本殿が建立されています。社殿右側には境内社が数社ありましたが、由緒にある全ての境内社を見付ける事は出来ませんでした。その他境内には神楽殿やさざれ石もありました。

 御祭神:日本武尊
 祭礼日:10月
 境内社:社口社(饒速日命)、稲荷社(宇迦魂命)、山神社(大山祇命)、神明社(大日靈尊)、御鍬社(大宣都賣神)、田扇社(豊受姫命)、秋葉社(迦具土命)
 由緒:創立年月日は不詳ですが、伝えによると延元年間(1336〜1340)南朝残党16名が紀伊国和歌浦より漂着して居を定め、後、応仁の頃(1467〜1468)今の八剱宮を勧請して祀ったといわれています。
 宝暦5年(1756)に社殿の建立があり、明和年間(1764〜1772)に修復がありました。古剣が出土し、昭和53年迄御神体と共に保管されていました。
 明治5年、村社に列格、明治40年10月、神饌幣帛供進神社に指定されました。社殿の改築は度々行われていましたが、昭和20年の三河大地震により倒壊し、昭和53年に社殿を造営しました。

「由来」記はこちらで

社頭
表参道入口にいる昭和62年生まれの岡崎狛犬
(昭和62年(1987)建立)
表参道に建つ鳥居 社号標
「和泉八剱神社」
境内の様子
拝殿前、大正13年生まれの岡崎狛犬
(大正13年(1924)正月元旦建立)
拝殿
本殿
境内社:社口社
境内社:山神社
境内社:秋葉社
さざれ石 神楽殿
鎮守の杜の様子 御神木
北参道入口に建つ鳥居
北参道社頭