八剱神社

安城市榎前町北榎7(平成21年11月23日)

東経137度2分24.92秒、北緯34度55分43.82秒に鎮座。

 この神社は長田川右岸、碧南市との境界近くに鎮座しています。299号線にある参道入口から真っ直ぐに伸びた参道は、豊かな森の手前で境内入口となり、入口の鳥居は色とりどりの紅葉の中、白色が一際映えていました。境内は広々としていて、その中央奥、拝殿には前日に祭礼があったのでしょうか、座布団などが日に当てられていました。拝殿の目貫彫刻や木鼻は迫力があり、本殿は綺麗な流造りでした。境内社もそれぞれにきちんと社名が書かれた木札が付けられ、良く整備された綺麗な神社でした。

 御祭神:日本武尊
 祭礼日:不明
 境内社:水神社(罔象女命)、御鍬社(豊受姫命)、天神社(菅原道真公)、津島社(素盞嗚尊)、秋葉社(軻遇突智命)、稲荷社(倉稻魂命)
 由緒:創立年月日は不詳です。古老の伝に依れば日本武尊が東夷征伐に向かう道すがら、榎の大木の傍にて休憩されたため、人呼んで榎前と称すると共に、小祠を建て、祭神として崇敬したという事です。
 明治5年10月村社と確定。明治40年10月26日神饌幣帛供進神社に指定されました。

参道入口
参道の様子
社号標
「村社八剱神社」
参道の様子
社頭
祭祀場?御神木? 境内入口の鳥居
境内の様子
拝殿前、昭和11年生まれの岡崎現代型狛犬
(昭和11年(1936)10月建立)
拝殿
拝殿目貫彫刻・龍
拝殿木鼻・狛犬と象
 
本殿
境内社:御鍬社 境内社:天神社
境内社:津島社 境内社:秋葉社
境内社:稲荷社 境内社:水神社