神明社・小河天神社

安城市小川町志茂1(平成21年11月23日)

東経137度5分27.08秒、北緯34度54分13.54秒に鎮座。

 この神社は桜井小学校のすぐ東側に鎮座しています。大きな鎮守の杜を持つ立派な神社で、拝殿の大きさには吃驚しました。参道入口には「郷社神明社小河天神社」と書かれた社号標が建ち、鳥居は二基共に伊勢鳥居です。参道途中には伊勢神宮遥拜所があり、境内は広々として明るく、左側には手水舎、右側には神楽殿があります。正面奥には横に翼を広げたような造りの大きな拝殿が建ち、その奥に幣殿、神明造りの本殿と続きます。社殿左側には御鍬社と、納札所があり、右側には、貴船社・天満社、稲荷社が祀られています。稲荷社には珍しく獅子山のような自然石の上にお狐様が居られます。
 森の木々、境内、社殿などが美しく調和の取れた佇まいを見せる神社でした。

 御祭神:天照大神、小河天神
 祭礼日:10月10日
 境内社:稲荷社、貴船社・天満社、御鍬社
 由緒:此の地は古小川郷と称し、莵王の後小河真人の居られるにより郷名となりしなり。孝徳天皇大化年中小川郷間に悪疫流行し百姓多く害はれしを以て小川氏長具の氏人小川龍威の故事により天照大神と共に祖莵王を奉祀せり。莵王は即ち三河内神明帳記載の従五位上小川天神是なり。

社頭
社号標
「郷社神明社・小河天神社」
一の鳥居
参道途中の二の鳥居
参道の様子
境内の様子
拝殿前、大正12年生まれの岡崎狛犬
(大正12年(1923)10月建立)
横に翼を広げたような造りの大きな拝殿
幣殿
本殿
境内社:御鍬社
境内社:貴船社、天満社
境内社:稲荷社
稲荷の御眷属・お狐様
獅子山のような自然石の上に居られるお狐様は珍しいですね。
(昭和51年(1976)9月建立)
神楽殿 伊勢神宮遥拜所
拝殿前から入口を振り返る。
御神木